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アヤカシを視たり、引き寄せたりする体質で悩む高校生の四月一日は、ある日怪しい屋敷に迷い込み、”ミセ”と呼ばれるその場所で来客者の願いを叶え続ける女主人・侑子と出逢う。アヤカシを見えないようにして欲しいと願う四月一日は、願いを叶える対価として”ミセ”で働き始める。四月一日の同級生で、アヤカシを祓う力を持つ百目鬼も加わり、侑子の手伝いをしていた。ある日、”ミセ”に「大切なものを探して欲しい」と、一人の客が訪れる。探すための手がかりは「女性」で「好きな曲がある」という2つ。同時に百目鬼も、実家の寺の檀家から託されたという依頼を持ち込んで来た。侑子は依頼を引き受けることにする。「縁はもう繋がっている」と言って。